第5弾 相続における「家族信託」とは?

「相続」ということに関しては、誰もが考えなくてはならないことの1つです。ですが、内容が難しいため、不安だとおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。また、高齢化が進む現代社会においては、病気などにより判断能力が低下するリスクに対しても備えておく必要があるでしょう。

 

リスク対策の1つである「家族信託」とは?

 

家族信託とは、家族への資産承継や高齢者・障害者の財産管理のために、ご自身の財産を預ける財産管理の1つです。資産を持っている方が、特定の目的に従い、保有している不動産や預貯金等の資産を信頼する家族に託し、その管理や処分を任せるものです。

 

信託とは何かを知っておこう!!

信託とは、財産の所有者が財産を預けて、財産の管理・処分等を任せることをいいます。このような行為が家族内で行われるため「家族信託」と呼ばれています。

 

信託できる財産とは!?

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信託できる財産としては、金銭・有価証券・金銭債権・土地及びその定着物、地上権などがあげられます。 判断能力が低下した場合の管理や先祖代々続く財産の承継、財産に関する知識が少ない家族を守ることができるという点で注目されています。

家族信託のメリットとは

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・信託契約をした時点で受託者による資産の管理

・運用が始まり、資産の管理や運用状況を見届けることができ、遺言より、受託者・受益者を幅広く指定することができる

・本人が死亡した後も効力を持続させることができるので、受益者である相続人が財産管理できない場合も、資産の管理は引き続き受託者が行うことができる

・贈与税がかからない

・成年後見制度を補うことができる

 

家族信託での相続対策を考えてみよう

・相続における財産承継の順番づけが可能になる

・親御さんの財産管理が容易に行うことができる

・遺言の代わりとして考えられる

 

いかがでしたか。意外とまだ知られていない家族信託ですが、相続では、本人の意思を遺言や任意後見などで事前に記すことで、将来のもめごとを避けられればと考えられています。相続での対策にはいくつか方法があり、どのように資産を承継していくのかなど、選択肢にはどのようなものがあるのかを踏まえ準備し把握する必要があると思います。その1つとして家族信託を視野にいれてみてはいかがでしょうか。

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